2016年08月

第11R
1 村上 義弘 42 京都 73 03/13 5 3 2 15
2 平原 康多 34 埼玉 87 04/12 4 4 2 11
3へ岩津 裕介 34 岡山 87 02/09 2 3 6 13
4 木暮 安由 31 群馬 92 07/11 3 1 4 13
5へ稲垣 裕之 39 京都 86 03/12 1 3 3 10
6△菅田 壱道 30 宮城 91 02/13 3 2 2 15
7◯武田 豊樹 42 茨城 88 05/09 3 3 3 15
8 中村 浩士 38 千葉 79 04/13 2 3 3 16
9◎新田 祐大 30 福島 90 07/16 10 2 7 6
 96 8 153 274
 (着度数は、特別1年)

 京都勢は、村上が一周、稲垣が一周で二段駆けを成功させたいところだ。村上が先行選手ではないだけに、あまり早く出ては稲垣のモガく距離が長くなってしまう。

 準優のように、簡単に二段駆けに持っていけるのかどうかが悩みの種だ。いくらなんでも赤板前から村上とやり合うわけにはいくまい。二段捲りを防ぐためには、稲垣発進の前に叩き切るように、打鍾前1~2角あたりからカマす必要がある。新田・平原ともに村上を捕まえる速度はあると思うが、そこからゴールまで粘る脚はない。ただし、平原が、「俺は死んでも武田が取れれば良い」と仕掛けると話は別だ。そうなると、慌てて外に張りながら発進する稲垣に、平原の番手から出るタケダ。そして最後に仕掛けてスピード勝負の新田という見ごたえのある戦いになる。岩津・中村はインを突く。内には武田もいるかも。危険!。

 もうひとつが、イン粘り。平原がやればイチかバチかの作戦だ。新田の捲りが飛んでくるから。
 新田が粘って取り切れば、昨年のようにただ茫然と新田の優勝を眺めることになりそうだ。

 いずれにせよ、新田のチャンスが大。今年の特別優勝戦での走りぶり、特別の着度数、スピード、さらに、俺さえ良ければよいという気概。全てにおいて新田が他者を凌駕している。

 新田が勝負にならないとすれば、打鍾バックからホームまでが一本棒で次の場合だけだ。
 ←村上-稲垣-岩津・中村 ←平原-武田-木暮 ←新田-菅田

 これに備えて、武田=稲垣のどちらかを押さえる。

KAGI

 準優は全レースとも易々と二段駆けに持ち込みましたね。そのなかで、9Rの平原は3着狙いの競争で上手に優参権利を得ました。10Rは新田が中団からタマシイを粉砕し、菅田も連れ込んで力の違いを見せつけました。11Rは各自力が奮走しましたが、タケダが封じ切りました。最終レースが一番見ごたえがありましたね。結果は平凡でしたが。

11R
1 村上 義弘 42 京都 73
2 平原 康多 34 埼玉 87
3 岩津 裕介 34 岡山 87 
4 木暮 安由 31 群馬 92
5 稲垣 裕之 39 京都 86
6 菅田 壱道 30 宮城 91
7 武田 豊樹 42 茨城 88
8 中村 浩士 38 千葉 79
9 新田 祐大 30 福島 90
 96 8 153 274

 準優が終わった時に、「このメンバーなら稲垣で逝こう」と思った。もちろん、稲垣の前周りでの考えだった。ところが、出てきた並びが、村上-稲垣だと。そこへ乞食的に岩津が付ける。

 ふざけている。競輪をなめているのか村上は、京都勢は。村上は一部の客におだてられて思い上がっているのではないのか。これで二段捲りで稲垣が獲って称賛されるのは絶対見たくない。「絆の勝利」とかなんたら。フラワーの再現か、おまえら。

 関東黄金の熱い走り、新田のクールな捲りでタマシイラインを撃破せよ。特にタケダが良いと思う。新田は展開が向いているだけってことがありうる。平原は、二段捲り相手では自分に勝ち目はなく(新田ならある)、そのぶん武田に流れが向いてくるから。

 バカらしいレースは買わなければよい。見。

KAGI

第9R
1◎稲垣 裕之 京都 39 86
2 金子 貴志 愛知 40 75
3へ平原 康多 埼玉 34 87
4 渡邉 晴智 静岡 43 73
5 諸橋 愛 新潟 39 79
6 中井 俊亮 奈良 23 03
7△深谷 知広 愛知 26 96
8へ山中 秀将 千葉 30 95
9◯岩津 裕介 岡山 34 87
 35 84 619 72
 これは稲垣が構成に恵まれた。失うものは何もない大和の快速先行に乗って、二段捲りで決める。面白くないけどね。2・3着狙いの岩津が、初手から近畿ラインに付くのが展開を物語っている。

第10R
1△新田 祐大 福島 30 90
2 近藤 龍徳 愛知 25 01
3◎村上 義弘 京都 42 73
4 菅田 壱道 宮城 30 91
5へ原田研太朗 徳島 25 98
6 笠松 信幸 愛知 37 84
7◯南  修二 大阪 34 88
8 山本 伸一 京都 33 01
9へ吉田 敏洋 愛知 36 85
 14 926 837 5
 新田は捲りで決定だが、中部と近畿はどうなのか。
 仕掛けが遅いのが気にはなる山本だが、吉田の仕掛けも遅く、やはりここはタマシイ主導権だ。あとは村上がどれだけやれるかだけ。南に喰われることはないだろうが、別線が恐い。

第11R
1△浅井 康太 三重 32 90
2 石井 秀治 千葉 37 86
3◯武田 豊樹 茨城 42 88
4 中村 浩士 千葉 38 79
5へ竹内 雄作 岐阜 28 99
6 矢野 昌彦 栃木 34 91
7へ三谷 竜生 奈良 28 01
8 椎木尾 哉 和歌 30 93
9◎木暮 安由 群馬 31 92
 24 639 51 78
 三谷は仕掛け遅く、主導権は矢野の死に駆けか、飛騨各駅かのどちらかだ。
 力は竹内で長さは矢野だ。
 矢野の出来が結構よく、武田を連れたここは竹内を制して逝くと見た。ただし、武田は二段駆けを余儀なくされるので、木暮で余裕で交わる。

KAGI

 天晴れ、お見事、お見それしました。浅井殿。
 川村相手とはいえ、あそこから出て押し切るとは、記念とはいえ優勝戦の場で。
 つゆほども考えていない展開でした。

KAGI

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