2016年11月

S級に上がった太田竜馬が、今週末(土曜日初日)の岸和田記念に乗っています。どんな戦法で来るのでしょうか。

1 S級に上がれたので、先行主体に仕掛ける。
2 これまでどおり。
3 目標とする浅井のような差し捲りで。

 まあ、いきなり3はありえません。1なら期待が膨らみますが、やっぱりこれまでどおりでしょうね。

 太田は、目標とする選手が浅井だそうです。ちょっとガッカりな感じがしますね。捲り自慢なら、「中野浩一」とでも言ってもらいたいものです。

 太田の準優までの勝ち上がりを期待してます。そしたら、竹内・脇本、落ちますが吉澤の誰かとは対決できますからね。根田なんて捲り去れ。古性、山田英、和田マクルあたりとは互角にやってもらいたいです。

KAGI

 競輪祭が終わって、グランプリのメンバーが決まりました。競輪祭で落車した浅井は、打撲と擦過傷で全治4週間だそうですから、乗ってくるのでしょうね。並びはこんなふうでしょうか。岩津は、近畿の後ろや、単騎もありそうですね。

新田-一成
平原-武田
稲垣-村上
中川-岩津
浅井

 先行で勝負できる選手がいません。逃げの決まり手を一番多く持つのが新田という構成です。稲垣が逃げるのでしょうか。早い仕掛けは無さそうですね。

 これから12月30日まであれこれと考えて楽しみたいと思っています。しかし、昨年以上に狙いが絞りずらいですね。あ、その前に記念が4連弾です。


深谷が先行で意地を見せた。
深谷の先行を、オレの新山はカマしきれず。新山が外へどいてくれたが、新田は車が出ない。
もちろん深谷も持たない。金子の後位から捲った稲垣を追った平原-武田が直線で突き抜けた。
武田とのワンツー。まさに平原にとって快心の一撃だろう。おめでとう。

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第3R
1 友定 祐己 岡山 37 82
2△菊地 圭尚 北海 36 89
3 山内 卓也 愛知 39 77
4 北野 武史 石川 44 78
5へ高橋 陽介 青森 34 89
6◎田中 晴基 千葉 30 90
7 井上 昌己 長崎 37 86
8 川村 晃司 京都 40 85
9◯武井 大介 千葉 36 86
 52 71 69 834
 田中に期待。初日は中井俊亮のハコを強奪し、二車単マンシュウを演出。2次予選は、竹内-吉田敏の充て馬にされたが、千葉作戦を先導して、竹内を沈めた。昨日も、他地区の諸橋を連れて先行し、諸橋の一着に貢献している。着以上の内容だ。今日は、武井を連れて早めの捲りで一撃だ。車番が6であるのも素敵なことだな。スジで一本いくかどうか。ここは、オッズと相談。ウラを押さえる(←大人になりました)。

KAGI

【準優回顧】
10R
赤板、三谷が新山をイン斬したところを、吉澤が叩いて発進。中団が三谷で、新山は、じっと7番手。三谷の2角捲りに併せて番手から捲った武田-芦澤がワンツー。最後に仕掛けた新山が、大外を3着に届く。思ったより武田が強かった。それと、三谷ってスピード不足なのか?。新山が捲り狙いだったことも意外だ。

11R
赤板から深谷が突っ張り先行。突っ張ったっていっても、マクルのイン斬りは中途半端で、深谷はさほど脚は使わず。4番手の好位から新田がホーム発進(ビックリした)すると、慎太郎は牽制を受けて離れる。新田が単騎で出切って、深谷は大きく車間が空いてしまう。深谷は直線で新田に追いついたが、そこまで。新田を差せず、金子に交わされた。

12R
イン斬って前に出た吉田拓を、赤板前4角から仕掛けた脇本が主導権。吉田は突っ張り切れず、3番手に入る(南が離れた)。吉田が後ろを見ていたので「まだ脚が残っている」と思ったが、さにあらず。吉田のピクッを確認したのちに、平原がバック捲って楽勝。番手から出た稲垣が2着で、3着は郡司を交わした近藤。郡司は惜しかった。道中での並走が多すぎたな。

【グランプリへの道】
 3着までに入れば、深谷と武田は出れるのでは。確認しておこう。

第11R 優勝戦
1へ深谷 知広 愛知 26 96
2◎新田 祐大 福島 30 90
3◯武田 豊樹 茨城 42 88
4 新山 響平 青森 23 07
5 金子 貴志 愛知 41 75
6 近藤 隆司 千葉 32 90
7△平原 康多 埼玉 34 87
8 芦澤 大輔 茨城 34 90
9へ稲垣 裕之 京都 39 86
 15 9 738 42 6
 ふと考える。北日本の選手は、昔から今までずっと「前のはしが一番偉い」っていう競走だ。(ワタクシ、競輪にブランクがあるので間違ってるかもしれないが)。伏見も山﨑も一成も友和もそうだったはず。新田は言うに及ばず。一昔前なら中部作戦、今でいうと近畿の絆や関東黄金のようなことをしない。
 それでも新山が行く。新田に任された以上、これは出るしかない。自分よりはるかに強い自力選手が付けてくれた以上、その一着に貢献するしかない。それが競輪だ。
 特別の優勝戦で後ろが優勝すれば、107期の新鋭にとっては充分な勲章だ。ただし、この新山ってヤツは相当に図太そうで、自殺的なド先行はないのではと思える。
 しかし、しかし、平原-武田の重圧は相当なものだ。しかも、平原は武田に差されてもゼンゼンオッケーなのだから。新山は流せない。深谷はカマシ・捲り狙いか。
 素直に新田から。一番強い選手が、最も展開に恵まれるのだ。番手捲りで決める。ヒモは、新田の後ろの選手よりも、平原に乗る武田を重視する。新田の後ろに平原がいたとしても、平原は外へ仕掛けて武田が内を攻めるので武田。武田の優勝戦の勝負強さ、平原との相性ともに半端ではないぞ。武田-新田まで押さえるかも。

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【2日目回顧】
第6R
才迫が意地の主導権狙いも、中井がジャンガマシで出切った。石井の捲りに対して、稲垣が余裕の仕事差し。追い込む形なら稲垣はまだまだ強い。椎木尾もアウトで並走こらえて流れ込み。不発捲りの石井後位から海老根。

第7R
松岡の無欲の主導権を、打鍾前二角過ぎから叩き切った3着新山が印象的。頭は、松岡の不発捲りに乗った園田の鬼脚。いつも外回りする園田だが、今日は松岡が外へどいてまっすぐ踏めた。新山マークの慎太郎が2着。

第8R
三谷の展開勝ち。好位ながら4角から仕掛けた積極性(あるいは山田英を警戒してか)が良かった。近畿のワンツースリー。一周駆けの三谷は強いと思っていたが、打鍾4角からでも強い。

第9R
千葉勢がやった。田中晴の自殺先行からの二段駆け。この二車単配当は、客は読んでいたのだな。こんな時には、林のイン突きが3着

第10R
深谷の7番手打鍾カマシに浅井が千切れて、先行しながら嵌ったマクルの追込み。深谷が残る。マクルの三番手の中村淳が一車抜いて3着。

第11R
7番手に置かれて厳しかった吉田拓だったが、松坂の捲りを捲る形になったので何とか届いた。これは危なかった吉田拓。松坂の中団不発捲りに乗った晴智と、吉田拓マークの武田の2・3着

第12R
赤板突っ張りから二周先行の脇本を、原田が6番手からひと捲り。3番手におさまった吉澤は車が出なかった。偶然マークの郡司が流れ込み。最後方から捲った新田が3着。


第10R
1へ三谷 竜生 奈良 29 01
2△山崎 芳仁 福島 37 88
3 吉澤 純平 茨城 31 01
4◎新山 響平 青森 23 07 
5 村上 義弘 京都 42 73
6 林  巨人 愛知 33 91
7◯武田 豊樹 茨城 42 88
8へ芦澤 大輔 茨城 34 90
9 中村 浩士 千葉 38 79
 156 429 378
 吉澤が、武田を引き連れて逃げ飛ばすのだろう。新山がやりあえば、武田の横も相まって、まさに三谷の捲り頃だ。三谷-村上が押さえ。
 新山が、偶然の中団捲り、あるいは電撃カマシなら頭まで狙えると期待。ちょっと苦しいが。

第11R
1へ新田 祐大 福島 30 90
2へ原田研太朗 徳島 26 98 
3◎深谷 知広 愛知 26 96
4 佐藤慎太郎 福島 40 78
5ヘヘ園田  匠 福岡 35 87
6 和田真久留 神奈 25 99
7△椎木尾拓哉 和歌 31 93
8 渡邉 晴智 静岡 43 73
9◯金子 貴志 愛知 41 75
 14 397 68 25
 この構成なら、お師匠さんが付ける深谷が、脚を使わずに主導権を握れるのではないか。そうなれば、深谷の逃走劇場だ。
 金子よ、仕事してくれ。
 ヒモ穴に園田を期待。原田の不発捲りに千切れずに追走できて、昨日みたいに真っすぐ追い込めたら。あと、三番手から椎木尾も。

第12R
1◎平原 康多 埼玉 34 87
2へ郡司 浩平 神奈 26 99
3へ稲垣 裕之 京都 39 86
4 海老根恵太 千葉 39 86
5△吉田 拓矢 茨城 21 07
6 中村  淳 栃木 44 69
7 南  修二 大阪 35 88
8 近藤 隆司 千葉 32 90 
9◯脇本 雄太 福井 27 94
 284 516 937
 シード戦でブン回した脇本。調子はどうなんだろう。初日にはまずまずに見えたけど。
 その脇本が「先行主体」というコメントを出している。吉田も先行主体に攻めるのは必定。では、叩き合うのか。
 やりあわずに引くとしたら、脇本ではないか。そこからカマシ・捲れるかどうか。平原の仕事ぶりも注目だ。
 いずれにせよ、吉田があまり後方にいることは考えにくく、平原の首位が有力だ。昨日とぼけて、脚を温存しているのも好材料だ。
 連日マーク流れ込みの郡司だけに、捲り一発はあくまでも穴だ。

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◆好調選手(たぶん)
吉田拓矢
山田英明
三谷竜生
原田研太郎 ・・・ううむ。

◆要注意人物
もちろん落後の武田

あと、前場所で上昇気配を見せた村上はどうでしょうね。

KAGI

第11R
1△河端 朋之 岡山 31 95
2◎柴崎  淳 三重 30 91
3へ杉本 正隆 茨城 30 96
4 伊藤 大彦 徳島 33 89
5◯五十嵐 力 神奈 37 87
6 齋藤 宗徳 千葉 31 00
7 佐々木則幸 高知 40 79
8 松永 晃典 静岡 41 76
9へ菅田 和宏 宮城 34 88
 93 174 2 658
 準優でノリ(佐々木則幸)が、河端にピッタリ付いていけたのに驚いた。ここで河端が逃げてくれたら、土佐の鬼脚(ウソ)の右手が挙がることも無いとはいえない。
 しかし、この構成で逃げるのは誰だろう。展開が読みづらい。南関も三車だし、先行で勝ち上がった菅田は、二車ながら関東勢の杉本を連れている。
 誰が逃げても大丈夫なように、準優で良かった単騎の柴崎に期待する。相手は、絞りずらいが、準優見事な五十嵐と力の河端を重視して。

KAGI

 よくやった太田よ。私が競輪を始めて以来、最も期待をいだかせてくれる四国の選手の出現だ。
 これから強くなって、記念や特別で車券を買わせてくれ。
 2年たったら原田の後ろを回っていた、なんとことがないようにしてくれよ。

KAGI

第10R
1へ中村 雅仁 熊本 35 90
2△伊早坂駿一 茨城 22 05
3◎太田 竜馬 徳島 20 09
4◯葛西雄太郎 愛媛 37 85
5 内村 泰三 山口 42 72
6 阿部 充宏 山口 33 98
7 高木 和仁 福岡 42 76
8へ山口  茂 福島 37 98
9 丹波 靖貴 岡山 42 74
 17 34 659 28
 特進がかかる阿波の新鋭・太田VS今節好気配の伊早坂。これは楽しみな一戦だ。
 伊早坂のレースを勉強してみた。決まり手どおり積極的だ。打鍾バックで押さえきって、流してホーム前あたりから踏み込んで逃げ切るのが得意戦法のようだ。今節の伊早坂は、カマシ・捲りで勝ち上がったが、優勝戦はこの最も得意な戦法で来るだろう。遠征だけになおさら。太田に、それ以上早い仕掛けはない。
 別線で伊早坂の主導権に抵抗するとしたら、同県内村を連れてラインも長い阿部だが、脚力・戦法とも伊早坂に相当見劣りする。つまり、太田は一本棒の八番手だ。
 最後尾より華麗に蘇るか?阿波快速・太田。危険な気配がプンプンするぞ。4角カマシでないと間に合わないのでは。
 それでも太田に期待。後位は、ワンツー実績もあり自力兼備の葛西なので、追走の可能性大。太田がカマシ切るくらい強いのなら、千切れも一考。それと、太田不発時の押さえが必要。やはり、伊早坂からか。
 この構成で、2角捲りで仕留めたり、逆に逃げ切ったりしたら見事だけどね。

第11R
1△北津留 翼 福岡 31 90
2 布居 寛幸 和歌 42 72
3 望月裕一郎 静岡 46 65
4 久米 康平 徳島 25 00
5◎八谷 誠賢 福岡 41 77
6へ柿澤 大貴 長野 27 97
7 荒澤 貴史 北海 38 85
8◯紫原 政文 福岡 48 61
9へ森田 康嗣 北海 35 89
 158 97 63 42
 カタカナ野郎がいなくなった。山田も金子哲もいなくなった。
 準優の走りが良かった本命の北津留。準地元で三車同県。幻の翼→奇跡の翼→そして「信頼の翼」へと。ゴール前で経営破たんだ。

KAGI

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